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​MMA プロルール 5分2R EX1R

第 1 章    クラスとウェイト
第 2 章    リング
第 3 章    グローブ
第 4 章    服装
第 5 章    計量
第 6 章    試合ラウンド&ジャッジ
第 7 章    選手
第 8 章    セコンド 
第 9 章    試合の勝敗
第 10 章  レフリー
第 11 章  ジャッジ
第 12 章  検査員 
第 13 章  審判員 
第 14 章  ドクター
第 15 章  反則
第 16 章  タイトルマッチ
第 17 章  雑則

本公式ルールは、PFC(以下、「主催者」と云う。)MMA公式試合(以下、「本大会」に適用される。

第 1 章  クラスとウェイト

本大会は、以下の体重別階級制で行う。但し、対戦する双方と主催者の間で競技の上で契約体重を決めた場合はこの限りではない。

 

① ストロー級-52.2kg(-115lbs)

② フライ級-56.7kg(-125lbs)

③ バンタム級-61.2kg(-135lbs)

④ フェザー級-65.8kg(-145lbs)

⑤ ライト級-70.3kg(-155lbs)

⑥ ウェルター級-77.1kg(-170lbs)

⑦ ミドル級-83.9kg(-185lbs)

⑧ ライトヘビー級-93kg(-205lbs)

➃ ヘビー級+93kg(+205lbs)

⑩ 無差別級
 

第 2 章  リング

試合は PFC が認可するリングまたはケージを使用する。

第 3 章  グローブ

 

① 選手は主催者の用意するオープンフィンガーグローブを着用しなければならない。
② バンテージ、テーピングの使用は選手の任意とするが、検査員のチェック及びサインを必要とする。


(1)手にバンテージやテーピングを巻く場合、拳の前面部(ナックルパート)及び拳骨部分にテーピングを使用してはならない。但し、指と指の間に細く切ったテープを通すことは認められる。

(2)バンテージやテーピングの内部の芯、紙縒り、その他の異物を巻き込んではならない。


(3)拳に装着した状態で拳骨の形が確認できない厚さに巻いてはならない。


(4)肘、膝の部分をバンテージやテーピングで覆ってはならない。


(5)ハンドラップに使用できるバンテージは白色の柔らかいガーゼ製とする。


③ 選手は試合当日、グローブを着用する前に必ず検査員によるグローブチェックを受け、グローブ着用後にグローブを封印したテープにサインを受けなければならない。また、一 度封印された後は、試合終了までグローブを外すことはできない。
 

第 4 章  服装
 

① 選手は必ずマウスピース、ファールカップを着用する。
② 試合に際して、布製のサポーターは選手の任意で使用することができる。
但し、ルールミーティングの際に着用する装備品を持参し、検査員のチェックを受けるものとする。
③ 道着・シューズおよび緩衝材の入ったサポーターの着用は認められない。また、サポーターを着用できる部位は下肢(膝、足首)のみとする。
④ 選手は、顔、髪を含め体のいかなる部分にも、オイル、ワセリン、グリース、痛み止めやマッサージ用のクリーム、滑り止め等の塗布物を塗布、使用してはならい。但し、審判員が目のまわりに塗布するワセリンは認める。
⑤ 選手はリングに上がる前に、審判員から目のまわりにワセリンの塗布を必ず受けるものとする。
⑥ 髪の毛を固定するゴム類、ヘアバンド着用は認められない。
⑦ 女子選手はアブスメントガード及び、チェストガードまたは胸部パットを着用することができる。
⑧ 選手は、下記要件(ア・イ・ウ・エ・オ・カ)を満たしたショートスパッツ、MMAショーツ、バーリ・トゥードショーツ、キックボクシングショーツ等を着用する。ショーツの下にショートスパッツを履くことは可能だが、下記の要件通りひざ上丈を超えるものを着用してはならない。

 

ア. 金属・プラスチックの部品が使用されていないもの
イ. 着用時にずれないための加工がされているもの 
ウ. ポケットや紐に類するものが表側付いてい
ないもの
エ. ひざ上丈までのもの
オ. 清潔で破損のないもの
カ. その他、検査員により競技上支障がないと判断されたもの

 

第 5 章  計量
 

① 契約体重が設定されている選手は、試合前日の主催者指定の時間に、主催者が指定した場所へ出頭し、検査員の立会のもと計量を行わなければならない。正当な理由なく計量に遅刻、もしくは出頭しない選手は失格とする。
② 計量する選手のウェイトは、契約書記載のウェイトと合致しなければならない。
③ 計量の結果、選手のウェイトが契約書記載のウェイトと合致しない場合には、当核選手には 2 時間の猶予が与えられ、その間に何度でも再計量を行うことができる。
④ 前項の再計量の結果、契約書記載のウェイトに合致しない場合には、当核選手は 200g未満減点 1(イエローカード 1 枚)、300g 未満減点 2(イエローカード 2 枚)、500g(または 1pound)以上失格(レッドカード)。とし、契約書記載の罰則を課される。但し、対戦相手が合意したときは、試合出場しなければならない。
⑤ 前項により試合が行われたときは、計量に合格した選手が勝利した場合にはその結果を公式記録とするが、計量に合格した選手が負けるか、引き分けた場合にはノーコンテストとする。

 

第 6 章  試合ラウンド&ジャッジ
 

① 契約試合は、1 ラウンド 5 分 2 ラウンド、または延長 1 ラウンド、タイトルマッチは5 分 5 ラウンドとする。各ラウンド間のインターバルは 1 分間とする。
② 試合は必ず差を付ける10ポイントラウンドマストシステム裁定を設け、判定基準に準じて判定を決する。尚、減点ポイントは試合終了後のジャッジの集計後に引かれる。

 

第 7 章  選手
 

① 選手は、大会当日の試合前に、必ずドクターチェックを受けなければならない。
② 選手は、本試合開催日の前 90 日以内に、あらゆる試合において、頭部へのダメージによりKO、もしくは TKO された場合は、適切な医療従事者による頭部の CT スキャン検査を受け、事項のドクターチェックを受ける前までに、異常がない旨の証明書または診断書を提出しなければならない。
③  選手は、適切な医療従事者により、HIV、B 型、C 型肝炎の検査を受け、第①項のドクターチェックを受ける前までに、いずれも陰性である旨の証明書または診断書を提出しなければならない。尚、証明書または診断書は 1 年以内のものでよい。

 

第 8 章  セコンド
 

① 選手は、1 名以上2名以下のセコンドを付き添わせなければならない。
② セコンドは、次の事項を守らなければならない。


(1)ラウンド中は、自コーナーの椅子に座り、リング内に入ったり、選手に直接接触してはならない。また、試合中にリング及びリングエプロンにいかなる物も置いてはならない。

(2)インターバル中、選手に与えることのできるのは水のみとする。但し、リング及びリングエプロンを過度に濡らすなどの試合進行を妨げてはならない。

(3)インターバル中、選手の競技用具の細工や体への薬品の塗布などの行為を行ってはならない。また、インターバル中にリングに入れるセコンドは 2 名までとする。

(4)相手競技者及びレフリーへの罵倒、侮辱、暴力行為を行ってはならない。


③ 前項各号に違反した場合、レフリーは当該セコンドに対し、1 回目は注意、2 回目は退場の処分を行う。この場合、レフリーの判断で、当該セコンド側の選手に対して反則として罰則を与える場合もある。但し、ラウンド中にセコンドが選手に直接接触した場合、レフリーは直ちに、そのセコンドの退場を命じ、そのセコンド側の選手に反則としての罰則を与える。
 

第 9 章  試合の勝敗
 

① 試合の審判は、基本レフリー及びジャッジ 3 名によって行われる。
② 10 ポイントラウンドマストシステムが採点の基準システムである。10 ポイントシステムの下では、そのラウンドの勝者に 10 点が与えられ、敗者には 9 点あるいはそれ以下の点数が与えられる(10-10 のイーブン判定は基本除く)。
[スコアの意味]
◇10-9 僅差のラウンド
◇10-8 打撃またはグラップリングの、「インパクト」、「優越性」、「支配継続時間」に置いて顕著な差があるラウンド。
※インパクト
インパクトは対戦相手に試合の影響を大きく与えたか?
※優越性
優越性は打撃攻撃に対して継続的にディフェンスを余議なくさせた、優位なポジションを取り、そのポジションを利して試合を終結させるサブミッションやアタックを試みる。単に有利なポジションを保持するだけでは優越性を評価するための要素とはならない。

◇10-7 打撃やグラップリングによって完全に支配したラウンド
 

[判定基準]
A インパクトダメージ(効果的な打撃/効果的なグラップリング) 
B アグレッシブネス(積極性)
C ファイティングエリアコントロール(試合の主導権)
※上記 3 項目を主な判定基準として評価する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

A の効果的な打撃/効果的なグラップリングを各ラウンドにおける評価の第一優先はインパクトのあるダメージとする。
※正当な打撃のインパクト(影響、結果)を評価。テイクダウン、サブミッション、有利なポジションがもたらす効果的な結果(裂傷、外傷、キャッチ)を評価。
B のアグレッシブネス積極性は効果的な打撃や効果的なグラップリングが同等な場合の評価の判断評価に用いられる。
※フィニッシュ(サブミッション、ノックアウト)に向けての積極的な攻撃、手数、ムーブを評価。
C のファイティングエリアコントロールは他の基準が同等である場合に限り考慮される。
※どちらの選手が試合のペース、場所、ポジションを支配していたかを評価。

ジャッジは A⇒B⇒C の順に段階的に評価する。Aが同等の場合、Bを考慮し、Bも同等ならCを考慮する。

尚、反則によりイエローカードが提示された場合、提示された選手は、イエローカード 1枚につき、そのラウンド 1 点の減点とする。イエローカードの減点はジャッジの最終集計時の各ジャッジの合計点数から引かれる。


【参考】
もしも赤コーナー(左)の選手がイエローカード 1 枚減点 1 の場合

ジャッジA 1R 10-9 2R 10-9 3R 10-9 合計 30-27⇒29-27
ジャッジB 1R 10-9 2R 9-10 3R 9-10 合計 28-29⇒27-29
ジャッジC 1R 10-9 2R 10-9 3R 9-10 合計 29-28⇒28-28

結果 2-1⇒1-1 ドロー


③ 試合の勝敗は、下記の状況で決定する。

(1)ノックアウト(KO)
打撃によるダメージにより、試合続行が困難となった場合は、試合続行が困難となった選手を敗者とする。

(2)テクニカルノックアウト(TKO)

(ア)レフリーストップ
レフリーがこれ以上試合続行は不可能力で危険であると判断した場合、試合続行が不可能または危険と判断された選手を敗者とする。
(イ)セコンドによるタオル投入
セコンドがタオルをリング内に投入した場合、タオルを投入したセコンド側の選手が敗者とする。
(ウ)ドクターストップ
リングドクターが、負傷した選手の試合続行不可能と判断した場合、またはリング内にタオルを投入した場合、以下の通り勝敗を決する。
※負傷者またはダメージ(以下、負傷等という。)の原因が、相手の正当な攻撃、または負傷等を受けた選手自身にある場合、負傷等を受けた選手を敗者とする。
※正当な打撃攻撃で両者が負傷等を受けた場合は、両者ドクターストップとして引分とする。

(3)タップアウト(TO)
マットまたは相手の体を 2 回以上叩くことにより、もしくは口頭でギブアップを宣言することにより、敗北の意思表示を示した場合、当該意思表示をした選手を敗者とする。

(4)反則失格

(ア)1ラウンド中に 3 度目の反則として、レッドカードが提示された場合
レフリーは 1 度目の反則の際に「注意」と、2 度目の反則の際に「警告」を宣言し、それぞれイエローカードを提示する。3 度目の反則の際は、レッドカードを提示し、反則失格とする。
(イ) 悪質な反則行為があった場合
反則の回数にかかわらず、レフリーが悪質な反則と判断した場合は直ちにレッドカードを提示し、反則失格とする。
(ウ)反則行為により、相手選手の試合続行が危険または不可能になった場合反則行為を行った選手を反則失格とする。
(エ)装備品破損の場合
マウスピース、ファウルカップ、スパッツなどのコスチュームが破損し、試合を続けられない場合は、反則失格とする。

(5)判定

試合時間以内に勝敗が決しない場合はジャッジ 3 名による判定に委ねられる。尚、延長戦が行われた場合、全ラウンドの合計点で判定せず、延長ラウンドのジャッジ結果のみで勝敗を決する。

(6)ノーコンテスト(無効試合)と事故


(ア)双方に不正行為があった場合、もしくは第三者介入による不正行為が試合中に認められた場合、ノーコンテストとする。
(イ)偶発的な事故等により試合続行不可能となった場合、下記の通りとする。

 

1.第1ラウンドが終了している場合には、その時間までの判定で勝敗を決する。
 
2.第1ラウンドが終了していない場合には、ノーコンテストとする。

(ウ)ローブローを打たれた競技者には、リングドクターが試合を続行できると判断する限りで、最長5分まで回復の時間が許容される。
 

第 10 章 レフリー
 

① レフリーは、本公式ルールに基づき、試合中リング内において試合を管理、支配し、かつ指揮、命令する権利を有する。また、本公式ルールに規定されていない事項についても試合に関する限りは、レフリーの裁定による。レフリーの指揮、命令、裁定は絶対的なものであり、選手とセコンドはこれに従わなければならない。
② レフリーは、ラウンド毎に、1 度目の反則の際に「注意」を、2 度目の反則の際に「警告」を、3 度目の反則の際に「反則失格」を宣言する権限を有する。レフリーが「注意」、及び「警告」を宣言する場合にはイエローカードを、反則失格を宣言する場合にはレッドカードを、反則を犯した選手に対して提示する。
③ 前項にかかわらず、悪質な反則行為があったと認めたときは、レフリーは直ちに反則を犯した選手に対して、反則失格とすることができる。
④ ロープ際の攻防で選手がリングから落ちそうになったとき、またはロープが著しく攻防の妨げになっている場合、レフリーはブレイクを命じ、リング中央で両者スタンド状態から試合を再開させる。
⑤ いかなるポジションの攻防であっても、レフリーが膠着状態であると判断した場合、ブレイクを命じ両者スタンド状態から試合を再開する。
⑥ 選手が負傷した場合、レフリーは試合を中断してドクターの診断を受けさせることが出来る。ドクターの診断は、ニュートラルコーナーでレフリー立会のもとで行われ、セコンドがこれに介入することは出来ない。診断の対象でない選手は反対側のニュートラルコーナーで待機する。

 

第 11 章 ジャッジ
 

①  ジャッジは、試合中ジャッジ席に着席し、試合中の選手の攻防を中立かつ公平に評価して、各ラウンド毎に採点を行って採点表に記入し、採点集計時にレフリーに採点表を提出する。
② ジャッジは、試合中にレフリーが確認出来ない敗北の意思表示やファール等をレフリーに指揮することが出来る。


第 12 章 検査員
 

① 検査員は、選手の計量に立ち会い、中立かつ公平に選手の体重を計量し、その結果を主催者及び選手に通告する。
② 検査員は、ルールミーティングの際に選手が着用する装備品が、本ルールに適合しているかどうかをチェックする。
③ 検査員は、選手がグローブを着用する前に、必ずグローブチェックを行う。また、選手 のグローブ着用に立会い、グローブ着用後にグローブを封印したテープにサインを行う。
④  検査員は、選手がバンテージまたはテーピングを使用している場合には、選手がグローブを着用する前に、本ルールに違反していないことを確認の上、バンテージまたはテーピングの上にサインを行う。


 

第 13 章 審判員
 

① 審判員は、選手がリングに上る前に、選手の服装や装備品が本ルールに適合しているかどうかをチェックする。
② 審判員は、選手がリングに上がる前及びラウンド間のインターバル中に、選手の目のまわりにワセリンの塗布を行う。

 

第 14 章 ドクター
 

① ドクターは、大会当日の試合前に、全ての出場選手の医事検査を行い、試合出場が不敵と判断した場合は、主催者に報告する。
② ドクターは、試合中に選手が負傷した場合には、負傷箇所等を診断し、試合続行の可否を判断の上、レフリーに通告する。
③ ドクターは、試合中であっても、試合続行が危険であると判断した時は、リングにタオルを投入し、試合を中止させることが出来る。

 

第 15 章 反則
 

反則に係るポジションの定義は次の各項のとおりとする。
① スタートポジション
試合開始時やレフリーが「ブレイク」をコールした後などのポジション。
② グランドポジション
グラウンドポジション 手や足の裏以外の体の部位が床に着いたポジション。
【参考1】グランドポジションになる場合
A.どちらか一方でも膝が床に着いている。
B.背中や尻が床に着いている。
C.どちらか一方でも肘が床に着いている。

【参考 2】グランドポジションにならない場合
A.両足と片手が床に着いている。
B.両足と両手が床に着いている。

③ スタンドポジション
グランドポジションではないあらゆるポジション。

 

本条に定める行為は反則であり、これらを犯した場合、審判員の裁量により、相応のペナルティが科される。

(1)頭突き
(2)目潰し
(3)噛みつき
(4)相手に唾を吐く
(5)髪を引っ張る
(6)フィッシュフッキング
(7)股間へのあらゆる攻撃
(8)相手の体の開口部や傷口、裂傷部に指を入れる
(9)小さな関節(手足の指)を巧みに操る攻撃(small  joint  manipulation)
(10)脊椎や後頭部への打撃攻撃
※頭頂部より後ろ側中心線から両側 2.5cm の合計 5cm の幅を真っ直ぐ下がった範囲(いわゆるモヒカンの部分)、及び左右の耳の上の高さから僧帽筋上までの首の後ろ側全体の範囲
(11)喉へのあらゆる攻撃、気管を掴む
(12)相手の顔や目に向けて広げた指を向ける
(13)皮膚を掴む、つまむ、ひねる行為
(14)グランドポジションでの相手の頭部への蹴り
(15)グランドポジションでの相手の頭部への膝攻撃
(16)グランドポジションでの相手への踏みつけ  ※踵での蹴りは OK
(17)フェンスや試合場を構成する部位を掴む
(18)相手のコスチュームやグローブを掴む
(19)試合場内で口汚い言葉を吐く
(20)相手の負傷の原因となるようなあらゆる非スポーツマン的行為
(21)ブレイク中の相手への攻撃
(22)レフリーのチェックを受けている最中の相手への攻撃
(23)ラウンド終了の合図が鳴らされたあとでの相手への攻撃
(24)相手との接触を避けるあらゆる消極的な姿勢(意図的または継続してマウスピースを落としたり、怪我のふりをすることなど)。
(25)試合場外に相手を投げる、または勝手に場外に出る行為
(26)審判員の指示を著しく無視する
(27)相手の頭や首をキャンパス突き刺す(いわゆるスパンキング)
(28)審判員から塗布されるワセリン以外の塗布物を塗布する行為
(29)事前に審判員にチェックを受けていないテーピングや競技用具の着用
(30)審判員に対する虚偽のアピール、言動
(31)試合用コスチューム、マウスピース、ファールカップ等の競技用具を破損し、試合続行を不可能にする行為

※前ルールで記載されていた垂直肘は2025年今期より解禁されることとなりました。

第 16 章 タイトルマッチ

1 挑戦者は、主催者が選定する。
2 タイトルマッチは、PFCオフィシャルルールに則って行われる。
3 引き分けの場合は、王者の防衛となる。
4 王者および暫定王者は王者になってから1年以内に防衛戦を行なう義務がある。
5 王者や挑戦者の資格者1名を決定しなければならない試合(新王者決定戦、トーナメント戦など)においては、マスト判定により必ず勝者を決定する。
6 計量に合格できなかった競技者は王座に就けない。試合は第5章4.5の条件のもと以下の条件で行われる。
(1)タイトルマッチで、王者が正規の体重を維持できなかった場合、王座は空位となる。
(2)王者が正規の体重以外で正規の体重の挑戦者に負けた場合(不戦敗を除く)、王座は移動する。
(3)王者が正規の体重以外で正規の体重の挑戦者に勝つか引き分けた場合、王座は空位となる。
(4)王者が正規の体重で、挑戦者が正規の体重を維持できなかった場合、王者は当該試合をタイトルマッチとして行うか否かを選択することができる。
  ア 王者が当該試合をタイトルマッチとして行うことを選択し、当該試合に勝つか引き分けた場合、タイトルを防衛したものとみなす。
  イ 王者が当該試合をタイトルマッチとして行うことを選択し、当該試合に負けた場合、タイトルは空位となる。
7 公式に発表されたタイトルマッチが行えない場合
(1)王者のやむを得ない理由によりタイトルマッチが行えない場合、王者は当初の試合予定日から1年以内に防衛戦を行わなければならない。防衛戦が行えない場合は、速やかにその座を返上しなければならない。
(2)王者の重大な責めに帰する理由によりタイトルマッチが行えない場合、王者は速やかにその座を返上しなければならない。新しい王座は、主催者の指名する選手が対戦する、王者決定戦によって決せられる。
(3)その他、上記に含まれない事例が生じた場合、速やかに主催者、PFC実行委員で協議し、その決定に従って対処する。

 

第 17 章 雑則

選手、セコンドがレフリーの裁定に意義がある場合には、試合終了後 2 週間以内に文書で主催者宛に異議申立てをすることが出来る。リング上を含め、直接抗議することは禁止する。
また、当該オフィシャルルールに記載のない事象については主催者が決定するものとする。

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第17章

2025.1.12 更新

2023.10.1 更新
2019.11.5 更新
2019.6.19 更新
2019.4.14 更新
2018.7.10 制定

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